a holiday period called Obon.

盆提灯
Posted by 70KIDS Category: Blog

盆提灯

お盆。死んだ人が年に一回、仏壇に帰ってくる日。

今年、身内が一人死んだ。

なんだか上手に受け止めきれずに、仏壇に手をあわせるのも避けてた気がするが、昨日久々に実家の仏壇に手を合わせた。

でも仕事で墓参りは親に頼んでしまった。

先祖不幸者、とは僕のことを言うのかもしれない。

長期休暇真っ只中の人、僕のようにあてもなく仕事する人、様々だとは思うけれど、良いリフレッシュタイムになれば、それが遊びだろうが仕事だろうが別にそれでいいんだと思う。

ここ最近の僕は自身が何かに取り憑かれたように仕事を無理矢理詰め込んでいる気がする。

社長からは週に一度程度休みを必ずもらっているが、それでも個人的に会社に来ては仕事をしている。

休め、と言われても、その休みが何だか怖いので無理矢理予定を入れる日々。

休めば嫌でも色々なことが頭によぎるから。

だから仕事をこなして、余計なことを考えないでいいようにしているんだと思う。

仕事が終わればレコーディングをする。昨日は新曲のベースを録った。

この曲はアルバムの2曲目にしようと思っている。

歌詞はまだないが、タイトルを“Give it a Try!”とした。

日本語にすると「(とにかく)やってみよう!」となる。

今の自分は色々なことから逃避して何も進めずにいるから、ひとまず何でもいいからやってみる、この気持ちがメロディーに乗るといいなあ、なんて勝手に思っている。

ハイスピードなパンクナンバーだ。メジャーコードを主とした構成、メロディーライン。

良い・悪いを判断するのは僕ではないが、僕の中では良い、楽曲という位置付け。

まぁ最終的には自分が良いと思う曲以外はやらないわけだから、それが誰かに評価されるのはその次のステップとなるわけだ。ぜひアルバムが完成したら聴いてみてほしい。

今回のアルバムも沈黙を決め込んでいた頃の楽曲を思いの外引っ張ってこなかった。

この歳になってできた曲がほとんどだ。

興味深いのは歌詞の変遷。

仮にも少し前までは自分よりも人のことを歌ってた。

でも、今はカッコ悪い自分自身に向けた歌や子どものための曲がメインを占めている。

僕の気持ちの変遷が色濃く付いた作品になるはずだ。

今日は少しだけ時間にゆとりがあるので、ギター録りをしたい。

これでアルバムの曲も11曲目。15曲収録の予定だから、そろそろ先が見えてきた。

まだ曲順なんかは詳しく決まっていないが、またそんなことで頭を悩ませたいと思う。

とにかく今は臆することなくやってみるしかないんだ。

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